Speaker

鹿毛 康司
株式会社かげこうじ事務所 
兼 エステーCD
31歳の時に海外でMBAを取得した。全てのビジネスに対応できると自信満々の私だったが、その後企業の不祥事対応を経験し「世の中は理論だけでは動いていない」というあたり前のことを痛いほど思い知らされる。言葉尻でなく「お客様に喜んでもらってはじめて企業は存続できる」ということを、消費者というお客様自身から厳しく教えられた。以降、徹底的に「消費者に向き合う顧客視点のマーケティングとコミュニケーションを貫く」ことこそが「売上と利益につながる」と確信し企業活動を支援している。


雪印乳業を経て2003年にエステー株式会社に宣伝責任者として入社。2011年震災直後の「ミゲル少年と西川貴教の消臭力CM」で社会現象を巻き起こすなど、同社を日本有数のコミュニケーション力ある企業へと導いた。同時にYou-tubeがまだ生まれていない2003年に動画配信、2006年ツイッター黎明期に「中の人」を始めるなど、その時代の新しいツールをとりいれマーケティング手法の開発もおこなってきた。執行役を経て2020年6月事務所を設立。

現在は、エステー㈱C Dの他、
グロービス経営大学院准教授、
日経クロストレンド アドバイザリーメンバー、
Ad-tech東京ボードメンバーなどを務める。第一線で活躍するトップマーケターと交流すると同時に、経済文化人トップにもインタビューをおこなうことで「今、通用する」マーケティングを探索し続けている。